全国療術師協会 松本徳太郎先生に聞く

〈プロフィール〉
昭和48年 ロサンゼルスカイロプラクティック大学(現・南カリフォルニア健康科学大学)卒業後、
すぐに帰国し、父の下で臨床に入り、現在に至る。
日本カイロプラクティック協会 会長

全国療術師協会HP

議員会館療術治療室と松本徳太郎先生

全国療術師協会は、国会議員に療術の理解を得るために、昭和23年1月に国会議事堂5回に療術治療室を開設しました。
翌年昭和24年10月に衆議院第一議員会館地下1階に、移転し現在まで続いています。
担当者は日替わりで、いずれも東京都療術師協会の会員です。
患者さんは、国会議員、秘書、議員会館職員、党の職員報道関係者、それと議員紹介の外来の方達です。
松本徳太郎先生は金曜日の担当です。

松本茂先生について

松本徳太郎先生の父、松本茂先生は95歳6ヶ月の長寿でした。
常に姿勢を正し、その若々しい姿は実年齢には見られなかったそうです。
幼少のころ二度頭部に打撲を受けました。
優秀だった頭脳は常に頭重にみまわれるようになり気分がすぐれることはなかったそうです。

治療の勉強のために宮崎県から上京し、大沢昌寿、小平粂重両先生よりカイロプラクティックの施術を受け、
その効果に驚き、両先生の勧めもありカイロプラクター道に入りました。

時がたち昭和20年に日本カイロ協会の会長に就任し、幾多の困難の中カイロ業界のために尽力を尽くしました。

松本茂先生は自分を救ってくれたカイロプラクティック対して、常に感謝の気持ちを持っていました。

カイロ治療を天職としその精神を私の療術五訓としてまとめました。

「私の療術五訓」
①療術は仁術の基本である。
②患者を商品扱いしない。
③親心で治療に万全を尽くす。
④霊気を補給して生命を守る。
⑤常に科学的な研究を積む。

以って難病者を救済し高齢者を励まし長命に導く。
ご自身でも常に姿勢を正し、高齢者の良き見本になられていました。
30歳まで生きられないと言われた人がカイロプラクティックのおかげで、そこから70年近くまで生きられたのです。

著書『頭を守る脳活法』(たにぐち書店)

動画紹介

自己紹介
療術治療室の紹介
体操の紹介と療術五訓について

[松本徳太郎先生の関連書籍等]

『サブラクセーション特製ポスター』
『頭を守る脳活法』