NPO法人二宮整体アカデミー協会 2023 夏季セミナー

2023年8月5日(土)・6日(日)に大阪府池田市で行われた、NPO法人二宮整体アカデミー協会の夏季セミナーの様子を動画でご紹介します。
創始者の二宮進先生の逝去後、弟子有志によってNPO法人化された同団体は、二宮進先生が50年に亘り築き上げた二宮整体の理論と技術をさらに進化発展させ、地域、社会に大きく広げるべく活動をしています。
二宮進先生の生前の貴重なインタビュー記事と併せてご覧ください。

NPO法人二宮整体アカデミー協会公式ホームページ
https://ninomiyaseitai.jimdofree.com/

セミナー動画

夏季セミナー 1日目
夏季セミナー 2日目
NPO法人二宮整体アカデミー協会 理事長あいさつ

二宮整体創始者・二宮進先生インタビュー

(『月刊手技療法』2004年11月号より再編集し転載)

[二宮進先生 プロフィール]
1947年広島県安芸郡府中町生まれ。
72年桃山学院大学社会学部卒業。
74年行岡保健衛生学院柔整科卒業。
76年関西医療専門学校卒業。
森良雄先生に師事したのちに、社団法人整体協会にて、野口晴哉先生に師事。
74年から86年にかけて社団法人整体協会の整体コンサルタントとして活躍。
二宮整体アカデミーを主宰。
2018年10月逝去。
著書に『整体健康法』『超整体健康法』(PHP)がある。

背骨の弾力と骨盤の調整が健康のカギ!

――二宮整体アカデミーを主宰し、全国でその技の指導、治療を行っている二宮進先生ですが、治療家になろうと思われたキッカケは何だったのですか。
二宮 母が整体指導者でして、それを見て何となく小学生の頃から自分はこの仕事をするんだなあと思っていました。

――お母様はどのようにして整体と出合ったのですか。
二宮 祖母が体が弱くて、カリエスを患っていて、整体に通っていたんです。いつも母が付き添いで一緒に送り迎えをしていました。そういう中で何かあると家族で整体にかかっていました。熱がある時でも病院には行かずに、とにかく頭が痛くても、歯が痛くても整体で治してもらうという形で、先生を信頼していました。とても上手な先生で、児玉君江先生といいます。やさしい先生で非常に繁昌していました。朝早くから人が並んで待っている状態でしたね。

――どのような操法をされていたのですか。
二宮 ポイントを探して、そこをやさしく輸気するような操法をしていました。そのうちに私が小学校3年の頃に、母が児玉先生の弟子になりまして整体の勉強を始め、やがてプロになりました。

――その頃から整体指導者になりたいと思われたのですか。よく子供はパイロットとか野球選手になりたいとか思うのですが。
二宮 そういうことは思いませんでした。何となく整体をやるんだなあという感じで、母のマネをして…。高校生の頃には野口先生の本を学校に持っていって読んでいました。整体が好きだったんです。自然な形で整体の道に入ったという感じですね。

――お母様はどのような先生でしたか。
二宮 母は勘がするどいというか、直感力がある人で、患者さんを眼の前にすると自然に背骨の悪い所に手が行って適確にポイントを押さえていました。朝5時頃から人が並んでいてとても人気がありました。

――お母様からは整体の手ほどきを受けたのですか。
二宮 まったくないです。息子だから、手取り、足取り教わったと思うかもしれませんが、そういうことはありませんでしたね。ただ肺炎を起こした時や、血を吐いた時ですね。若い時に胃潰瘍で血を吐いたのですが、ゴボゴボ血を吐いて、自分でもびっくりして、そしたら母があなたは血が余っているから、血気盛んだから頭を冷やしなさいと言いました。そういう時にはアドバイスをしてくれました。ただ、だからといって手を当ててくれるわけでもなく、私の方もその時はプロでしたから。自分でどうにかするという気持でした。ただアドバイスをもらってホッとしたのを覚えています。

――整体の修行はいつ頃からされたのですか。
二宮 本格的な修行は、大学に入った時です。大学は大阪だったのですが、阿倍野区に森良雄という先生がいらして、週2回ほど教えていただきました。

――どのような先生でしたか。
二宮 とても恐い先生で、柔道七段で木の板のような物にテープを巻いて、弟子が少しでも力が入ったり、余分な力が入るとピシャリとたたいていました。とてもきびしい人でした。私も一度だけ、たたかれました。森先生の操法は適確で一人、3分ぐらいの治療をされていました。のちに独自の会をひらいて、森圓翁と名のっていらっしゃいました。

――修行時代はどのようなことに苦労されましたか。
二宮 整体ではまず背骨を観察するんですが、最初はわけが分からず、いったいどうなっているのかさっぱり分かりませんでした。一年位たってようやく分かるようになりました。

――その後の進路は。
二宮 大学を卒業して、柔整と鍼灸の専門学校に行きました。その後1974年に社団法人整体協会で整体コンサルタントの資格を取りました。

――先生は野口晴哉先生に教わられていますが、最初に野口先生にお会いしたのはいつ頃ですか。
二宮 大学2年の時に神戸のセミナーでお会いしました。

――どのような印象でしたか。
二宮 野口先生にあなた前に出なさいと言われて、胸椎3番と4番と5番の棘突起の上を押されて、これは痛いでしよ、これは鈍いでしよ、これは動かないでしよ、といわれて、何がなんだか分からない状態でカチカチになりながら、ハイそうですと答えていました。
 とにかく緊張したことを覚えています。とてもすごい人の前に自分が引き出されて背骨を触わられてるという感じで、とにかく普通の人でないという印象でした。

――整体コンサルタントになるために野口先生にどのような指導を受けたのですか。
二宮 技術の指導というよりは、野口先生独特の思想を教えていただきました。先生は自然ということを大事にされていて、生命というものは科学ではわりきれるものではない、人間は自然の中で生かされているということを教えられました。例えば、夏、暑ければ汗をかくのが自然でしょ。それを暑いからといって、クーラーをガンガンかけたりすれば体調をくずしますし、ケガをして徴菌が入れば熱を出してそれを殺すわけで、その熱を下げたらおかしい。悪い物を食べたら下痢をして体から出そうとする。異常があれば痛みが出ます。そういうことを否定するのではなくて、それは人間が本来持っている生きる力だと、そういうことを教え込まれました。
 ここまで自然の営みなのかと思う所まで徹底的に教わりました。例えば、野口先生の著書で『風邪の効用』という本があります。風邪は悪い物という常識を打ち破り、風邪を引くことには一種の若返りになる。ヘビが脱皮するように、病気をさえ生きる活力にしてしまう。普通だったら病気は悪い物としてしまうのにそれを人間の自然の力とみなす。そういうことを教わりました。

――さきほど夏の暑さについておっしゃっていましたが、季節と人の体の関係はどのようになっているのでしょうか。
二宮 かなり影響を受けます。だいたい8月15日位が一番骨盤が開いています。それから8月15日を過ぎると、多少地域によって違うのですが、骨盤が閉じ始める。そして冬のだいたい正月前位が骨盤が一番閉じています。それを頭に入れておいて操法をします。骨盤の閉じ易い人は骨盤の閉じる季節になると調子が悪くなります。よくこの季節は調子が良いが他の季節は調子が悪いというのは、そういう関係で起きます。だから季節を無視した操法は考えられません。例えば梅雨になると湿気が多くなり、呼吸器とか泌尿器に負担がかかる。すると右の骨盤が下がる人というのは梅雨がニガテなはずです。呼吸器の弱い人は下がりやすいので、そういう方がこられた場合は右の骨盤に注意をして、上げる操法をします。夏は暑さでだるくなりますから、そういう方は左の骨盤を閉めてあげるとだるさが取れてシャキッとしてきます。それと右手の肘の内側の所も交感神経を刺激しますから夏の体の調整にはとてもよいといえます。
 秋になると骨盤は閉じてきます。空気が乾いてきて、すごしやすいのですが、夏場に十分汗をかけなかった人は、冷えてきますから、急に血圧が上がったり、ゆるみにくくなります。秋には冷房による影響が体に出ます。

――冷えると体はどうなるのですか。
二宮 足の第三指と四指が間が狭くなってきます。この場合はその狭い側の足の三指と四指の間の溝を開げるようにすると冷えによる異常が取れてきます。あと冷えの場合、足湯という方法もあり、タライを用意してもらって、足を温めると冷えが抜けて、汗が出て調整されます。冬は骨盤が一番閉じる季節なので、そのあたりを前提に考えて操法をしています。二側とか三側に異常が出やすいようですね。あと血圧が高くなりますからその辺を考えて操法を組み立てます。春は骨盤が開いて来ますのでそれを考慮に入れて操法をします。

――暖かくなる春は花粉症等が多くなりますが対策は。
二宮 花粉症は頸椎の2番と3番が異常を起こしています。特に一側の上側が硬くなってきます。花粉症がない方には硬直はみられません。一側という所は棘突起のすぐ際になります。一側は迷走神経と関係が深く、粘膜は迷走神経性なので異常が現れます。それをはじく様な操法をしますと、スッキリとしてきます。それを繰り返していると花粉症が出なくなります。

――それほど季節が人間の体に影響しているとは驚きですね。先生は二宮整体を創始されたわけですが、二宮整体の特徴はどのようなものなのですか。
二宮 二宮整体の一番の特徴は骨盤の調整にあります。普通の整体術では左右の骨盤をシンメトリーにすることを考えますが、二宮整体では右と左の骨盤の動きや働きは違うと考えています。ですから左右シンメトリーにはしません。

――どのようにするのですか。
二宮 右の骨盤は上下の動きを重要視します。特に異常があると、下がってきます。ですから右の骨盤を上にあげる操法がメインになります。左の骨盤は開閉の動きが主になります。ですから骨盤を閉じたり、開いたりする操法になります。

――どうしてですか。
二宮 それは大多数の人が右利きですから利き足も右になり、左足が軸足になるためです。例えばトラック競技などは皆左回りになっています。陸上のトラックでも、アイススケートのリンクでも左回りです。それは右足で前に進み、そして左の軸足で左右に力を逃がして、微調整しているからです。ですから右足は前に踏み込みますから前後の動きになり、左足は内側、外側になるわけです。また、重い物を持ったり押したりすると右足の親指に力が入ります。野球やゴルフでスイングをすると利足である右足に力が入ります。

――使いすぎるとどうなるのですか。
二宮 右足を使いすぎると、右足の親指の力が入って疲労し、骨盤が下垂し、腰椎4番、5の右二側、三側が硬直して、腰痛になったり、さまざまな異常を引き起こします。

――左利きの人はどうなるのですか。
二宮 手も足も左利きの場合は右利きとは逆で、左足の開閉運動の動きが減少し、右足の前後運動も減少するので、足の使い方が多少不自然になります。人間は本来、自律神経や内臓の働きから見て、左足は内外、右足は前後に使うようにできています。

――どのような時に骨盤は歪むのですか。
二宮 重心による変化は先程述べましたが、内臓の状態や自律神経の関係でも歪みます。ですから、食べすぎると左の骨盤が開いてきます。食べる量が少ない人は閉じています。また睡眠の関係でいいますと、寝すぎると開いてきますし、ストレスなどで頭が混乱しますと閉じてきてリラックスすると開いてきます。

――月経との関係はありますか。
二宮 関係あります。月経前になりますと、骨盤は開いてきます。排卵期になると、骨盤は閉じてきます。

――生理痛の人は開きにくいのですか。
二宮 生理痛を起こしやすい人は左の骨盤の動きが悪いですね。腰椎の4番左二側をゆるめると、生理痛は楽になります。

――妊娠や出産との関係は。
二宮 受胎しますと徐々に骨盤は開いてきます。開くのがスムーズにいかないと、つわりになりますね。出産しますと、骨盤は片側ずつ閉じてきます。左右の骨盤の閉じ方がそろった所で起き上がるのが一番いいですね。またお乳をあげることによっても骨盤が閉じることを促進します。

――更年期も骨盤の動きと関係するのですか。
二宮 更年期障害にもいろいろあります。生理的な症状から、精神的なものまで様々ですが、すべて左の骨盤の開閉運動と密接に関係していますね。ですから左の骨盤の動きを回復することが決め手になります。

――どのような操法をするのですか。
二宮 まず左の骨盤を開じる操法をします。そののちに開く操法をしますと、左の骨盤の可動性が出てきます。それからその人によって出ている症状の操法をします。

――その他に右と左の骨盤の違いはありますか。
二宮 左右の骨盤ではそれぞれ作用が違います。左の骨盤は神経的には交感神経的作用があります。また血行と関係が深く、左の骨盤が開いて、肥満になると血行が悪くなります。動脈とも関係があり、循環器系とも関係があります。さらに生殖器や大脳にも影響を与えています。また排泄と関係し、おねしょや便秘はこれらの動きが悪くなって起きる現象です。右の骨盤は神経的には副交感神経的で、消化器系や呼吸器系に関係があります。また副腎と関係が深く、リウマチの人などは右の骨盤が下がっていますね。あと静脈とも関係します。

――ずいぶんと広い範囲に関係しているのですね。
二宮 ですからこれらの性質や働きを考えて、病気や体調に照らし合わせていけば、色々な症状に対処することができますね。

――その他に二宮整体の特徴はありますか。
二宮 脊椎の観察ですね。一般的な整体術やカイロプラティックなどでは、左右シンメトリーに整えることをしますね。しかし人間の体は左右シンメトリックにはできていません。また歪みのない人も存在しません。

――では何を見るのですか。
二宮 脊椎の弾力を見ます。棘突起と一側二側三側辺の弾力を観るのです。左右シンメトリーにするのではなくて操法によって弾力を回復させるのです。

――一側、二側、三側、四側とはどこですか。
二宮 一側は棘突起の際1㎝以内の所です。ここは迷走神経と関係が深く、内臓と関連した場所の状態が現れますね。一側の異常は弛緩したものと緊張したものがあります。二側は脊柱起立筋群の上になります。二側は骨格の歪みが現れ、それを調整する場所ですね。緊張している箇所をゆるめることにより、交感神経の緊張をゆるめることができます。そのことによって、腰や背中、首の骨や膝などの四肢の痛みを取ることができますね。三側は棘突起の3〜6㎝外側です。内臓の働きと関係がありますね。内臓に異常があると弛緩してきます。その弛緩した中にクリっとしてゼラチンのようなかたまりがあります。触れると鈍い痛みがあるんです。慢性的な内臓の異常と関係していてそれを調整します。四側は棘突起から5、6〜10㎝外側にあります。リンパや交感神経と関係がありますね。腰の調整の時によく使います。二側も関係しますが、二側にない痛みは四側に出ます。四肢の痛みの時も使います。

――それぞれどのように調整するのですか。
二宮 一側はうつぶせにした相手にまたがります。そして目標とする棘突起の一つ上の際に指を縦に当てます。すべらせるように一つ下の目標とする棘突起の際までもってゆきます。しばらく押さえたあとにゆるんできたら、外側にすばやくはじきます。二側は同じように相手にまたがり、親指を八の字にして、目標とする二側、つまり背中起立筋に当てます。そして何度か垂直に押してゆるんできたら、押さえたまま息を吐かせ、数秒間押さえたら圧をゆるめます。三側も同じように相手にまたがり三側のクリッとした部分に指を当てます。指は真横にして当てます。ジーと軽く当て、奥にあるクリッとしたかたまりに動きが感じられるまで押さえます。四側は幅のある硬直したあたりを目標にやや外側に向けて押さえてゆきます。

――調整する時には呼吸は関係するのですか。
二宮 関係します。整体では呼吸の間隙を使います。つまり息を吐ききった時や、吸いきった時に行います。例えば関節を調整する時は息を吐ききった瞬間に行います。

――大変難しそうですね。高い集中力が必要だと思うのですが、そのための方法はありますか。
二宮 あります。合掌行気法といいます。やり方としてはまず正座をして目をつぶります。目の前で合掌して肩の力を抜きます。手の平で呼吸をするつもりで、手から丹田に向かって息を吸いこみます。そして丹田から手の平に向かって息を吐いてゆきます。こうして手の平に気を集中して集めていきます。うまくいくと手の平が脈を打ってきます。合掌行気法で訓練した手で人の体に触れると相手の気と感応することができます。普通に押さえるのではなく気で押さえますので相手の強い反応を引き出すことが出来ます。また同時に丹田を鍛えることができます。

――丹田とは何ですか。
二宮 丹田はへそと恥骨の中間にあり人体の中心です。ここに気が充実しますと生命力や体力が強化されます。また精神的にも安定してきます。ここに力がない人は病の経過が悪い人ですね。

――印象に残った臨床はありますか。
二宮 まあガンの人が治らなかったことですかね。治らなかった人は幾人もいます。お話しするのは恥ずかしいような失敗も数多くありましたね。

――良かった例はありますか。
二宮 余命3ヵ月の小児ガンの子供が完全に良くなったことですね。もうだめだと思った人で、医者も見放した人ですから。その人が良くなったのは本当にうれしかったですね。あとその子を紹介してくれた肺ガンの人が完全に良くなったことですかね。

――ガンは整体ではどのようにしてとらえるのですか。
二宮 胸椎七番で見ます。左の一側に力があるかどうかで、刺激をして一側に力が出てきて盛り上がってくれば良いのですが、力が出ない人は難しいですね。また右の骨盤も下垂しています。右足のアキレス腱の際ところは体のかたまりを取る働きがあります。

――現代人はパソコンなどで眼を酷使して疲れている人が多いのですが何か良い方法はありますか。
二宮 目の疲労を取る方法は上を見ることですね。パソコンなどを使う人の多くは下の方ばかり見て目を使います。ですからその方向ばかりにかたより疲労が起こるわけです。ですから上を見ることによってバランスがとれるわけです。目が疲れている人は上を見ると抵抗を感じます。抵抗を強く感じれば感じるほど目が疲れています。方法としては正面を向いて顔は動かさずに、真上の方向を思いっきり見ます。約3秒後に目を正面に戻します。それから左上を見て、戻します。次に右上を見て3秒後に正面に戻します。それらを10回ずつ繰り返しますと目の抵抗が取れてきます。それから眼窩を親指で下から上に押し上げてゆきます。内側から外に向かって痛みがなくなるまで繰り返します。次にこめかみを目尻から耳の上まで押し上げながら圧迫することを繰り返します。目が疲れていると圧痛があります。

――さっそくためしてみます。ところで先生のご趣味はどのようなものですか。
二宮 碁ですね。月に何度かやります。

――治療時の心がまえのようなものはありますか。
二宮 とにかく一日も早く患者が良くなるということを目指しています。最短距離で良くなるように心がけています。

――好きな言葉はありますか。
二宮 「ネバーギブアップ」ですかね。あきらめない。その気でやれば道はかならず開けると信じています。そのおかげで今まで色々な困難を乗り越えてきました。

[関連書籍]

野口晴哉 著『風邪の効用』