新デルマトームの基礎と応用

新デルマトームの基礎と応用

生体の内外の刺激に対し敏感に反応し、内臓とともに生体の恒常性を維持するためのトリガーとなっている、“第3の脳”=皮膚。一本の脊髄神経の皮膚への分布が示す帯状の分布が皮膚節(デルマトーム)であり、ペインクリニックではもちろん、針治療や良導絡、均整で痛みや全身の調整療法を行ううえで必要不可欠な知識である。
本書は、デルマトームの歴史や、筆者が新たに作成した「新デルマトーム2018」の解説、神経系の発生過程、帯状疱疹や内臓由来の痛み、がん性疼痛とデルマトーム、デルマトームと経穴の関係など、多数の図版と写真を用いて詳述している。

伊藤 樹史 著/B5判/396頁
販売価格 16,500円(税込)