体運動の構造〈第2巻〉

体運動の構造〈第2巻〉

「人間の体は絶えず変化しているが、その変化の背後に、いつでも調和を目指す動きがある。
 この調和を目指す自然な動きに即して生活することこそ、溌溂とした健康生活を営む第一の条件である」
と著者は主張しています。
この主張は、著者の50年に亙る整体指導活動で、一貫して変わることのなかったものです。

「汗をかく、眠る、食べる」といった、ごく自然に行われている人間の生理活動を通じて、調和への動き、整体への動きを具体的に解明するとともに、その動きを妨げない智恵と積極的な活用法を説いた本。
「自分の眼で見、自分の手で触れたものだけを信ずる」という著者の確固とした態度が一貫して息づいています。

野口晴哉・著 A5判/上製本/352頁
販売価格 2,860円(税込)